「頭が固いなぁと自分で思ってる。向いている仕事は、なにがある?」
「身近に頭が固い人がいる。どうすれば改善する?どんな仕事に就くのが良い?」
こんなお悩み、ありますよね。
「頭が固い人」の特徴や心理についてはこちらの記事をご覧ください
今回の記事では、「頭が固い人」が頭を柔らかくする方法と
「頭が固い人」が向いている仕事について解説していきます。
会社の人間関係でストレスでどうにかなりそう!って方はこちらの記事も参考に
私は、社会福祉士・公認心理師・臨床心理士の資格をもち、医療福祉分野で働いています。
人間関係やその人自身のこと、仕事の仕方、転職の相談なんかも普段うけているので、参考になると思います!
ぜひ、最後まで読みすすめて、参考にしてみてくださいね。
「頭が固い人」が頭を柔らかくする方法と向いてる仕事
「頭が固い人」にとって、頭を柔らかくすることは簡単ではありませんが、ここに書いてあることに取り組むことでメリットがたくさんあります。
頭を柔らかくすることのメリット
- 他の人の意見や新しいアイデアをとり入れることができるようになる
- 仕事の効率があがる
- 視野が広くなり、新しいアイデアや柔軟な発想がでやすくなる
- 状況に応じた臨機応変な対応ができるようになる
- 周りとのコミュニケーションが良好になり、雰囲気がよくなる
「頭が固い人」が頭を柔らかくする方法
対人援助の仕事では、ルールや規則にそった対応も大事ですが、
柔軟で臨機応変な対応というのが求められます。
また、対人援助の仕事はチームを組んでおこなうことが多く、
チームワークというのも非常に大事になってきます。
「頭が固い」と指摘されたことがある人、自分自身で「頭が固いところがあるなぁ」と思っている人。
頭を柔らかくするには、あなた自身の考え方や行動をがんばって変えていく必要があります。
次に書いてあることを是非取り組んでみてください。
新しいことに興味をもつ
まずは、新しいことや慣れない人にも興味を持ちましょう。
パソコンは苦手だからとか、家族対応は苦手だからといって避けていては幅が広がりません。
ネットで調べてみたり、周りの人に尋ねる姿勢が大事です。
新しいことにチャレンジしてみる
いろんな経験を積むことが、視野を広げることにつながります。
また、いろんなことに取り組むことで、状況の変化に強くなり、
さまざまな状況に対応ができるようになります。
スポーツ、サークル、読書、旅行などなんでも良いですので、新しいことにチャレンジしてみましょう。
自分の考えややり方を疑ってみる
「頭が固い人」は、自分の考えややり方が一番良い・正解と思いがちです。
その自分の考えややり方を自分自身で疑ってみましょう。
「本当にこれが最善なのか?」「もっと良い方法があるのでは?」
「この考え方は、自分や職場の人たち、利用者さんのためになっているのか?」
と問いかけてみましょう。
周りの人の意見を尊重し、よく聞くようにする
あなた以外の意見にも耳を傾けるようにしましょう。
例え、全然考え方がちがったとしても、それはその人の考え方だと尊重しましょう。
否定するようなことを言ったり、細かく指摘するようなことは避けましょう。
「あなたの考え方(意見)は〜〜なんだね」という受け止め方をしてみてください。
これを続けているうちに、コミュニケーションも改善していくでしょう。
自分の考え方のクセを知り、より良い方向へ変えていく
心理学の本を読んだり、カウンセリングを受けることで、
あなた自身の考え方のクセを知ることができます。
ワークがついている本などは、かなり考え方のクセを知るのに役立ちますよ。
認知療法や認知行動療法関係の本が良いでしょう。
カウンセリングは、オンラインカウンセリングもあるので、気軽に受けることができますよ。
「頭が固い人」が向いてる仕事
「頭の固い人」が対人援助職として働き続けるには、周りの理解も必要ですし、自身が変わる努力をしていく必要があります。
ただ、それはどうしてもしんどい作業です。
また、周りの人たちが理解してくれない場合もあります。
「対人援助職は向いてない。他の仕事を探してみよう」
「対人援助の仕事は好きだけど、自分に合う仕事に就きたい」
こういった考え方もアリだと思います。
いくらやりがいがあって、好きな仕事であっても、ストレスしかない状況であれば
転職を考えるのは自然なことだと思います。
理解ある職場を探すのも良いですし、思いきって他職種に転職するのも良いでしょう。
一般的に、「頭が固い人」が向いてると言われる仕事は、次のとおりです。
プログラマー・エンジニア
論理的にものごとを分析し、データを扱うことが得意な人は、
コンピュータプログラミングやデータ解析などの仕事に向いている場合があります。
経理・税理士
数字に強く、細かいところに注意を払うことが得意な人は、
経理や税理士として、数字を扱う仕事に向いている場合があります。
事務・校正
数字や文字を扱うことが得意な人は、
事務や校正者として、数字や文字・文脈などが間違っていないかチェックするような仕事に向いている場合があります。
研究者・学者
論理的思考力が高く、理論や学問に興味を持つことが多い人は、
研究者や学者として、学問や科学に関する仕事に向いている場合があります。
法律家・弁護士
法律や条文についての理解力が高く、論理的思考力がある人は、
法律家や弁護士として、法律に関する仕事に向いている場合があります。
以上のように、「頭の固い人」は論理的思考力があり、
細かい作業でもミスなく取り組める傾向にあるので、
そういった内容の仕事は、向いているとされています。
ただし、人によって向き不向きは異なるため、
一概に頭が固い人が上記の仕事ならできるというものではありません。
あなた自身の能力や興味に合った仕事を見つけることが大切です。
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