意地悪な人の心理・特徴と対処法｜性格は顔つきにでる？

「意地悪な人」って誰が思い浮かびますか？

私は、ピーチガールのサエとか、渡る世間は鬼ばかりのお姑さんとか…はい、完全に昭和ですね（笑）

意地悪な人は、相手が困るようなことをわざとやったり、傷つくようなことを言ったり、嫌なことをしてきます。

近くにいたら絶対イヤ！！！だけど、、、いますよね、あなたの近くにも。

でもでも！もし意地悪な行動の背景を知ったり、見分けることができたりすれば、うまく対処もできますよね。今回は、意地悪な人の心理や特徴、対処法についてお話しします。意地悪な人に振り回されないためにも、読み進めてみてください。

ぱえりあ

管理人について

■社会福祉士・公認心理師・臨床心理士の資格をもっています

■医療福祉分野で10年以上、相談員として勤務してます

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■対人関係や性格に関する相談が多いです

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意地悪な人の心理的特徴や行動の背景

自分勝手で自己中心的

自分の欲求や目的を優先することが多いため、他人に対する嫌がらせや攻撃を行うことがあります。

マウントを取りたい

自分を優位な立場に置くために、他人に意地悪をすることがあります。自分の存在をアピールしたい気持ちもあります。

過去のトラウマ

過去にトラウマを経験したことがある場合があります。そのトラウマが、自己防衛のために攻撃的な行動をとる原因となっています。

他者をコントロールしたい

他人をコントロールすることで安定感を得ようとしている場合があります。たいていは、自分自身が不安定なことが多いです。また、自分がコントロールされないように、他人が嫌がることをすることで自分自身を守ろうとする場合があります。

元々、こんな特性があるかも

不安が強い

漠然とした不安や嫉妬、満たされない感覚を抱えていることが多いです。その不安定さから、他人を攻撃するような行動に繋がります。

周りの刺激の影響を受けやすい

不安やストレス、また環境などの影響を受けやすく、ちょっとした刺激や周りもやっているからという理由で他人が嫌がることをしたり攻撃的になることがあります。

共感性が低い

元々、他人の気持ちや立場を理解することが難しいのかもしれません。他人のことよりも、自分の欲求や利益を優先する傾向があります。

自己肯定感の低さ

自分自身に自信が持てず、自分の存在をアピールしたり自分を守るために他者に意地悪なことをしたり攻撃的になることがあります。

意地悪な人を見分けるには

意地悪な人の見分け方はあるのでしょうか？

あなたが、ある人を意地悪かどうか判断するとき、なにをみていますか？どんなことを判断材料にしているでしょうか。

行動ですよね！

その人が行う行動。これは、その人が発する言葉や仕草も含みます。

上で書いてある心理的特徴とか特性とかっていうものは、なかなか目に見えにくいものです。ぶっちゃけ、人の心や性格なんていうものは思っている以上に複雑です。いくつもの要素を含みますし、考えているうちによく分からなくなるものです。このブログやっててなんですが（笑）

例え自分のことであっても、心や性格を正確に理解している人などいないでしょう。その人の行動の中から似たようなものをいくつかまとめて「自己肯定感」とか「共感性」とか名称をつけているだけです。

なので、意地悪な人を見分けたいと思ったとき、その人の行動に注目します。

他人の悪口を言うことが多い
他人を嘲笑ったり、バカにすることが多い
他人の欠点や失敗の指摘が多い
他人を利用して、自分の目的を果たそうとすることが多い
自分の感情を他人にぶつけることが多い
自分の悪い点を指摘されても謝らず、言い訳をすることが多い

意地悪な人は、普段から上記のような行動が多いでしょう。

もちろん、上記のような行動があるから必ずしも意地悪だ、と言い切ることはできません。ただ、気をつけておくということはできます。上記の行動に当てはまる人が身近にいる場合は気をつけておいて損はないでしょう。

意地悪な人は顔つきでわかる？

性格は顔に出る

って聞いたことありませんか？

「あの人は意地悪な顔をしている」とか「気が強そうな顔をしている」とか。

確かに、その人の行動が性格を形づくっているわけですから、意地悪な行動をたくさんしていれば、顔つきも意地悪なことをする時の顔になっていることが多いのでしょう。

意地悪なことを言ったりしているときに、ほんわか笑顔な人はいませんもんね（笑）

さて、相貌心理学というのがあるんですね。

人の顔の特徴から性格やタイプを判断するものらしいです。

科学的根拠がないとか、怪しいとか言われているんですが、まぁそれは置いておいて。

面白いな、と個人的には思います。

自分や他人を理解したいという欲求は誰にでもあるものですよね。

悪いことに使われたり、顔つきだけで人を決めつけてしまうようならダメですが。理解することでより良い人間関係を築きたい、より成長したいといったことに使われるなら、良いんじゃないでしょうか。

本も出版されているみたいですので、読んでみようと思います。

意地悪な人に対処する方法

意地悪な人に対処するには、まずは冷静になって、意地悪行動に対して感情的にならないようにしましょう。自分自身の感情をコントロールすることも大切です。対処法として、いくつか挙げておきます。

反応しない

相手があなたの反応をみて喜んでいる・楽しんでいるような場合、反応しないことで意地悪な行動を減らしていくことができます。

ただ、注意点があって、それはあなたが日頃から意地悪をされていて、毎回反応していた場合です。この場合、相手はあなたからの反応を待っている可能性が高いので注意してください。

境界線を決める

意地悪なことをしている人が身近にいる場合、境界線を決めてそれ以上の付き合いをしないことが、あなたを守ることに繋がります。例えば、職場だったら仕事の話はするけど、プライベートな話はできるだけしない、とか。

意地悪されている場合、これ以上は無理！という線を自分の中でしっかり決めておくと、キッパリと対応できます。相手にあなたの意志を伝えるときなどは、明確に言う必要がありますので、「これ以上は無理です」と言える線を決めておきましょう。

距離をおく

距離をおいて、あなた自身を守ることも必要です。意地悪する人が近くにいることで被害を受けたり、心が振り回されて平穏を保てなくなってしまいます。物理的に距離感が離れていると少し楽になりますので、自分から距離をとるようにしてみてください。

証拠を集める

意地悪って、みんなの前でやる人はなかなかいないんじゃないでしょうか。隠れてやったり、先生や上司がいないところでやってくると思います。あなたが意地悪されていて誰かに相談する場合、証拠というのが大きな武器になります。誰かに協力してもらっても良いですし、スマホの録音機能を使ってもいいです。証拠を集めておきましょう。